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ライブの中盤では、アコースティックコーナーを用意! キーボード、アコースティックギター、バイオリン、ヴィオラ、チェロの生バンドと共に、このライブのために特別にアレンジした「夢追い人へのSymphony(アコースティック Ver.)」と「サンキュ(アコースティック Ver.)」を披露。アコースティックの音色に乗せて、7人のハーモニーを響かせました。
その歌声に、会場では涙する人も……。MCで寺島さんも、「実はリハのとき泣きそうだった」と告白。鈴村さんは前日にみんなで見た虹を思い出し、「その美しい虹のイメージを持って、気持ちよく歌えた」と語りましたが、下野さんだけ入り時間が違ったらしく、「俺が着いたときは(空は)真っ黒だった」そう。虹をバックに全員で写真を撮ったという話にもなりましたが、下野さんだけいなかったことをみんなにいじられ、諏訪部さんが「(下野さんの姿を)合成しとくね」とフォローしていました。
二日目のMCでは、それぞれのソロアルバムを出せたことに言及。ライブで歌えていない曲もあることから、宮野さんが「全曲ライブやりますか!」と言い出すと、「10時間(くらいになりそうだけれど)大丈夫!?」(谷山さん)、「スタリおじさんだから……」(鈴村さん)と、やる気はあるけれど体力を心配する場面も。また、一日目の映像をホテルのベッドの上に7人並んで鑑賞したといった裏話など、改めて7人の仲の良さが伝わってくるトークで盛り上がりました。スペシャルTVアニメ『マジLOVEスターリッシュツアーズ ~旅の始まり~』の総集編がスクリーンに流れた後は、いよいよライブの後半戦へ。劇場版のセットリスト通り&楽曲をイメージした衣装で、リアルLIVEの醍醐味をすべて詰め込んだようなステージを展開しました。
まずは寺島さんの「Ok, Hello World!」。劇場版で音也が使用したギターと同じモデルをかき鳴らしながら、スタンドマイクで熱唱します。途中でステージを移動した際、移動先にもスタンドマイクがあるという、劇場版と同じ演出も見どころでした。
続く諏訪部さんの「Ready to be a Lady」も劇場版を彷彿とさせる演出で始まります。情熱的な歌声とパフォーマンスに会場のテンションもあがり、ドレスを着たマネキンの手に口づけをするラストでは黄色い悲鳴が上がりました。
メインステージの扉が開くと、そこには目を閉じてソファに座った鳥海さんの姿が。「トリッドラヴ」の曲が始まると共に目覚め、ダンサーと共に魔法の世界へと誘います。ダンサーたちを魔法の絨毯や鳥の翼に見立てたパフォーマンスは見応え抜群です!
鈴村さんの「Snow Ballade」の前奏部分では、ファンからのコールが始まり、会場全体を包み込みます。まるで本物の炎が灯ったかのように見せたり、雪を舞い落ちらせたりする、ライトを使ったロマンチックな演出が印象的でした。
「愛をボナペティ♪」では、谷山さんがボナペティ・ベアーズと共演! 掛け声にあわせて踊る場面は観客もみんなバッチリと決め、まさに「完璧で~す!」。観客と一緒に、お菓子のように甘くて楽しいステージを作り上げました。
スクリーンの映像に合わせ、ポップアップで勢いよくステージへと現れた宮野さんが歌うのは「TRIGGER CHANCE」。ステッキを銃に見立てる振りやセクシーな腰回しなど、劇場版通りの完璧なダンスを披露し、会場を沸かせました。
ソロコーナーのラストを飾るのは、下野さんの「来来☆オーライ」。ノリノリの楽曲に合わせ、見事な棒さばきや逆上がりなどアクション満載なステージに! 歌い終わった後は、息が上がりながらも「世界丸ごと、ありがとなー!と叫び、全力で感謝を伝えました。
クロスユニットコーナーでは、寺島さん、谷山さん、諏訪部さん、下野さんがアッパーなクラブミュージック「UUUU」を披露。トロッコでアリーナを回りながら、噴き出す炎に負けないくらい熱い歌声で会場を盛り上げました。
鈴村さん、宮野さん、鳥海さんが歌うのは、和風な音色がポイントのダンスミュージック「SAMURAIZM」。アリーナからメインステージへトロッコで移動した後、取り出したのはなんと刀! それぞれの色が出た戦い方で、劇場版と同じく本格的な殺陣を披露しました。
本編のラストは7人で歌う「ST☆RT OURS」。寺島さんの「みんなの声を聞かせて!」の声で、会場が一体となって大合唱し、キャストもイヤモニを外してその歌声に聴き入っていました。